下2「え?」
凛「あたしと嵐龍で一度手合せしたでしょ?その時、拳を交えたときわかったのよ。」
下2「それだけで気付いたんですか…」
驚いた顔をする下っ端君
下2「確かに俺は昔、空手してました。でも桐吾が嵐龍に入ることを聞いたので俺も空手をやめて嵐龍に入ったんです」
やっぱりそうか…
なるほど…
ポチとこの子は親友って訳ねー
凛「そうか。それと、君と君は空手。君と君は柔道。君と君は合気道。君と君と君は剣道。やってたでしょ?」
あたしは片方で手で指を指しながら言った
指されたやつは驚いている
他のやつも驚いていたけど
下2「あの件で全員のことわかったんですか?」
凛「ん?あぁ、一度手を合わせれば経験者か初心者ぐらいわかる。それにあたし一通り武道やったから雰囲気とか構えとかで気付くんだよ」
あたしは下っ端君に言った
下2「やっぱり、凛さんすごいです!」
目をキラキラさせながら言う下っ端君
何がすごいんだ?
よくわからんがみんな楽しそうなのでいいことにしよう
桐吾「あの凛さん!」
もう痛みが消えたのか立ち上がってあたしを呼ぶポチ


