迅「翆と旭がごめん…」
少し経った頃、迅が口を開いた
さっきまでずっと迅はあたしの隣に座り頭を撫でてくれた
そのおかげですこし落ち着いた
凛「別に何も悪いこと言ってないんだし」
そう…
あいつらは別に悪いと思って言ってない
素直に聞きたかったことなんだろう
迅「俺たち嵐龍は…煌凰・・・そして煌凰を束ねる蝶凰に憧れてんだ」
空を見ながら言う迅
憧れ?
あたしに?
憧れる意味がわからない
迅「凛のことも俺たちは憧れてるこそその素性が気になるんだ」
素性か…
でも本当のことを知れば多分、こいつらはあたしを避けるだろうな
今、こいつらに避けられたら作戦の意味がない
凛「そう…。でもあたしは知らない。蝶凰の顔も幹部の顔も…。あたしはいつも下っ端の子たちと一緒にいたから。幹部の奴らと話をするときはいつもフード被ってたから知らない…」
あたしは顔を伏せながら言った
すべて嘘…
いくら迅でもすべてを話すことは出来ない…
ごめんな、迅…


