凛「準備出来た?」
万「大丈夫だよ」
琉「俺もいいよ」
杏「いつも万浬ばっかずるーい!!」
凪「なんで琉伊ちゃんも一緒なのー!???僕が行くー!!」
特攻服に身を纏ったあたしと万浬と琉伊
万浬と琉伊に突っかかる杏浬と凪
なんなんだよ、こいつら…
これからあたしらは襲われた奴がいる病院に行く
行くのはいいんだがあたしと同行するのは万浬と琉伊だけって言ったらこのありさまだ
凛「うるさい二人とも。あんたたちはここで留守番と町のパトロール!!」
あたしは二人に言った
杏「あたしもりんりんと行きたーい」
凪「凛ちゃんと一緒じゃないとやだー」
はぁー
お前らは小学生か
まったく…
凛「杏浬と凪にしか頼めないの。やっとくれるよね?」
言うこと聞かないなら最終手段だ
こいつらはあたしが何かしら頼めば必ずやってくれる
杏「りんりんの頼みなら!!」
凪「俺等に任せて!!」
目をキラキラさせながらいう杏浬と凪
はぁー
なんというか…
凛「…単純」
あたしの言葉にその場にいたみんなが頷いたのは言うまでもない…
当の本人たちには聞こえてなかったみたいだけど


