万『あ、忘れてなかったみたいだね』


万浬が言った


凛「あんなに言われたら忘れねーよ」


万『あははー、いっぱい言ったかいがあったよ』


クスクス笑いながら言う万浬


凛「で、何?」


あたしは理事長室に向かいながら通話をする


万『いやーあいつらは来てるかなーって思ってさー』


あいつら…


やっぱり万浬も気になってたか…


嵐龍のやつらのこと…


凛「あたしの打撃をくらって一日で復帰できると思うー?」


万『いや、無理だろうね』


凛「わかってんじゃん」


万『やっぱ来てなかったか』


わかってんなら聞くなよなー


凛「これであいつらが近づかなくなってくれるといいんだけどな」


万『それはどうだろうなー』


凛「万浬もそう思うか?」


万『あぁ。凛の戦い方は誰をも魅了するからな。さらにアプローチしてくんじゃねーの?ww』


笑いながら言う万浬


誰をも魅了するか…