今、凛は誰かに電話をかけている
誰かと思い、聞き耳を立ててるとある奴の名前が聞こえた
『万浬』
という名前…
その名前って…
忘れねー
凛の彼氏とかほざけやがった奴だ
名前で呼んでるってことはあいつが言ったことは本当なのか?
凛は万浬っていう奴の女なのか?
考えただけでも腹が立つ
愁「悠雅、何イラついてんですか?」
隣に居た愁に言われた
悠「あ?別にイラついてねーよ」
愁「はぁー。何年一緒にいると思ってんですか。悠雅考えてることぐらいお見通しです。どうせ凛さんのことなんでしょう?」
ほんと愁には隠し事出来ねー気がする
悠「愁、お前はあの万浬って男どう思う?」
俺は凛の方を向きながら言った
愁「そうですね、簡潔に言うとムカつきますね」
澄ました笑顔で言う愁
愁の今の顔なんとなく想像つくな…


