杏「まだ…みてない…ヒック」


杏浬は俺に手紙を渡しながら言った


万「そうか」


俺は二つに折られていた手紙を開く


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――――――――――


万「大丈夫だ。凛は消えたわけじゃない」


俺は手紙を一通り読んでみんなに言った


棗「そっか…」


凪「よかったー」


杏「ほんとに?」


万「あぁ」


庵「なんて書いてあったんだ?」


万「あぁ。手紙には、『今日は用あるから少し出てくる。心配すんな、ちゃんと戻ってくる。』だそうだよ」


俺は手紙を見ながら言った


杏「なんだぁーよかったー」


棗「よかったね、杏浬」


凪「杏浬の間違いかよ…まったく」


庵「椎奈、凛戻ってくるよ」


凪、雰囲気ちげーし


椎「よかった…」


椎奈は嬉しそうに言った


ほんとによかった…


【万浬side end】