凛「稀琉羅、その気持ちはありがたく貰っておくよ。でもね、稀琉羅約束したよね?あの時あたし、一番最初に優先すんのは家族。その次に優先のは仲間にしろって言ったよね?」


稀「それは…」


凛「あたしは大丈夫だから。みんなもいるから。ね?」


あたしは後押しをするように言った


李仁の家に行くとき、稀琉羅といくつか約束した


稀琉羅は従順にそれを守ってくれている


稀琉羅はいい子だよなー


稀「……わかった…今日は帰る……またすぐ来るね!」


最初は残念そうな顔をしてたけど最後の方は笑顔で言った稀琉羅


凛「あぁ。気を付けて帰れよ?」


あたしは稀琉羅をなでながら言った


稀「うん!」


李「ほら行くぞー」


稀「今行く!」


稀琉羅はまたねと言って李仁のところに言った


李「じゃ、凛。またな」


凛「あぁ。親父さんたちによろしくな。」


あたしは稀琉羅が手を振っていたので振り返しながら言った


李「りょーかい」


そう言って李仁と稀琉羅は帰って行った


稀琉羅に気を使わせたな…