――――ガチャ
万「凛…」
ドアを開けたら目の前に万浬がいた
びっくりしたー
凛「遅くなった」
杏「りんりーん!」
凪「凛ちゃーん!」
――――ギュー
こいつらは…
どこでもくっつくのやめてほしいんだけど…
杏「もー遅いよー」
凪「早くご飯食べよー!!」
そう言って手を引っ張ってく杏浬と凪
万「ここまで凛を送ってくれたことには礼を言うよ。でも、もう凛に近づかないでくれるかな?」
悠「お前、さっきの話…」
万「君たちが凛に興味を持ってるのは知っているよ。でも、凛に興味本位で近づかないでほしい。凛がさっき言ったことは本当だよ。凛のそばにいるってことは危険と隣り合わせにいるってことだ。全国1の余韻にまだ浸っているお前らには凛を守れやしないし隣に立つ資格はないよ。君たちは俺等に喧嘩でも勝てないよ。次の競技で君たちの弱さを知るがいいよ。」
――――ガチャ
そう言って扉を閉めた万浬
琉「ふーん、言うじゃねーか万浬」
万「俺が言わなかったら琉伊が言ってただろ?」
琉「そうかもな」
万「俺たちは凛が幸せに暮らせればなんだってする。あいつらにどんな風に思われてもな」
琉「それほど大事にされているのに、あいつは気づかねーんだよなー」
そう言いながら二人は仲間の笑顔の中心にいる凛を見ていた
凛はこんなことを知る由もなかった


