「うぅ…痛い…」 そのドッチボールと思われていた女の子はどうやら僕より2つくらい年下の子のようだ。 身長は低くまだ顔は幼さが残るかわいらしい丸い肉付きをしている。 手足は細く華奢で、今にも折れそうだ。 髪は腰までありゆるやかなウェーブがかかっている。 真っ黒な艶のある髪だが、何故か毛先だけがふんわり黄色をしている。 前髪で半分以上隠れた大きくてくりくりしたタレ目からは黒に近い緑色の瞳をのぞかせ、きらきら光る涙を一筋流していた。 「だ、大丈夫かい?」