そんな悩んでいる私に手を差し伸べたのが近所に住む私より年上の多香子さんでした。


多香子さんとは年齢の違いもあり、小、中学と面識は無かったのですが、社会人になってからお互いの母同士が仲が良いということを知り、多香子さんの母が紹介してくれたんです。多香子さんは私にもきさくに声をかけてくれ、細かいことでも相談にものってくれる姉みたいで、私がゆういつ心を開ける貴重な存在でした。


多香子さんはそんな悩んでる私に何冊か本をプレゼントしてくれました。その本は人生の哲学論みたいな難しそうな本でした。