飲みに行きました。
"仕事が忙しく、残業が増えると
不倫を疑われ、
家庭に居るのも窮屈だ"
とかなんとか。
私はお酒にめっぽう弱く、
何の話をしたか、
詳しくは覚えていないけれど、
カレに
1年間、
隠し続けていた想いを
告げてしまったのを
覚えてます。
"奥さんより、私を選べばいい"
…とまで言ったかは、
定かでない。
そしてその夜、
間違いは
起こってしまったようです。
嘘のつけないカレは
"僕の責任だ…。"
と、謝った。
嘘のつける私は
"気にしないで下さい。
これが最初で最後ですから"
と、カレの心に、
トゲを刺した。


