「君を守る陰になりたい」。


Ansyalシリーズより、ドラムの憲こと廣瀬紀天とその幼馴染、絹谷晃穂にスポットあててお送りしました。

いかがでしたでしょうか?



当初、エブリスタにイベントにエントリーするために書き下ろした作品でしたが、
その時はまだ第一楽章しか執筆できていませんでした。


文字数も七万文字に届かなくて、もう少し加筆したいなーと思っている中、
第二楽章の構成が生まれました。


第二楽章を書きあげるにあたり、どうせなら、ベリーズ文庫の第四回にエントリーしようと、
もう少し第一楽章も加筆してエピソードを移して、「恋に落ちる瞬間」を意識しながら綴りました。


「恋に落ちる瞬間」

簡単なようで凄く難しいテーマだなって思いました。


テーマと絡めれるように設定を見直して、分岐分岐の事件・エピソードを年表と睨めっこしながら修正していく地道な作業が思い立ったその時から水面下で始まりました。


膨大な年表と格闘して、年表を拾いおこして……何とか完結まで辿り着きました。


なかなかくっついてくれない二人に、イラってされた方も居たかもしれません。


本当に不器用な二人ですが、結構、キューピット役で十夜が頑張ってくれたかななんて思ってます。


私も思った以上に、ラストに近づくにつれて難産で、書き進めることが出来なくて現実逃避に、いろんなことに逃げました。

一番逃げてたのは、大好きなバンドの音楽をガンガンに聞く。
頭を真っ白にする【笑】


そんな繰り返しで、ようやく完結ボタンを押せることとなりました。


Ansyalシリーズは、また機会があれば「十夜」「祈」の物語もお届け出来たらと思っています。
後は、ゆっくりと執筆中の十夜の両親の物語「星のない夜の第二夜」。



また気になりましたら、どうぞ覗いてやってくださいませ。

感想など頂けると、凄く嬉しいです。



読んでくださった皆様に、感謝を込めて。



2015.08.01 22時

佳川鈴奈 拝




追記


2018.01.03
加筆修正を含んだ改稿終了。