そう、奈々は言って来た


何故か、涙が出てきた


「ごめん・・・怒鳴るのは、ダメだった・・・実はさ、2人から話聞いててさ」


「え?」


「2人とも、初花には、笑顔でいて欲しいって・・・でも初花朝見た時、笑ってないからさ・・・私も、初花にも、皆にも笑っててほしい」


バカだ・・・瑠希亜と遊真と奈々は、私の事考えてくれてて・・・なのに、私は、自分の事ばっかりで・・・


皆の為にも、自分の決心の為にも、私は・・・


「舜に告る」


「うん!応援してるよ!」


「今日中に頑張る!」


「へ?別に急がなくても良いんじゃない?」


そ・・・そうだけど


「決心が揺らがない様に」


そう言うと


「そか・・・じゃ頑張って。初花が落ち着いたら、私も理来くんに告る!」


「うん!お互い頑張ろ!」


「うん!」


そう言って、2人でギュってした