ビクッ!


由実ちゃんだ・・・


って、由実ちゃんなんかこっち見てる?


わわわ!こっち来る


「ちょっといい?」


「な・・・なに?」


廊下に来た


「あの・・・」


なんだろう。怖い


「ごめん!」


「ふぇ?」


「私のしたこと間違ってた・・・謝って許される問題じゃないのはわかってる、それでもごめん!」


ええ!どうしよう


「由実ちゃん顔あげて?」


すうと深呼吸をした


「私、由実ちゃんに今はもう怒ってないよ」


「え?」


「確かに、由実ちゃんがしたことは、間違ってると思う。でも、私今もう舜と仲直りできたし、改めて舜の事が大事って思えた・・・だから由実ちゃんには感謝してる。ありがと」


すると、由実ちゃんが泣き出した


「ほんとにごめんね」


「いいって」