初花side
私、奥野初花。明日から、高校2年生になります!
「初花、話があるからちょっときなさい」
いきなりお母さんに言われた。
私の親って、いきなり何かを言う時ってたいてい凄い事を言うんだよね・・・
嫌な予感がしてきた・・・
「突然なんだけど、引っ越しまーす♪」
・・・いやいや『引っ越しまーす♪』じゃないから・・・
「えーと・・・なんで?」
「お母さんとお父さんの会社をね、アメリカにも建てることになって、お母さん達もアメリカの方の会社に行くの。
だけど、初花は、日本にいたいかなーと思って新しい家に、お父さんの友達の子供と住んでもらうの」
ほーこれはまた、すんごいお話で・・・
「っていうことで、レッツゴー」
「え!!荷物は?」
「もう新しい家に運んだ」
は!?私ってバカなのかな・・・荷物が無くなってるのに何で気づかないんだろう・・・
「到着」
「うわー大きい、きれーい」
ついた家は、めちゃくちゃ立派だった
「気に入ったか?」
お父さんが言った
「いやー急でビックリしただろ」
はい、ものすごく・・・とは言わないけど、びっくりするのが分かってるんだったらもっと早く行ってください・・・
なんて、心の中で文句を言ってると、
「じゃあ、お父さんたちはいくから」
ちょ・・・ちょっと待ってよ、なんでいつもやることが急なの?
「待って・・・いつアメリカに行くの?」
まさか、明日とか言わないよね・・・
「え?言ってなかったけ?明日だよ」
私、奥野初花。明日から、高校2年生になります!
「初花、話があるからちょっときなさい」
いきなりお母さんに言われた。
私の親って、いきなり何かを言う時ってたいてい凄い事を言うんだよね・・・
嫌な予感がしてきた・・・
「突然なんだけど、引っ越しまーす♪」
・・・いやいや『引っ越しまーす♪』じゃないから・・・
「えーと・・・なんで?」
「お母さんとお父さんの会社をね、アメリカにも建てることになって、お母さん達もアメリカの方の会社に行くの。
だけど、初花は、日本にいたいかなーと思って新しい家に、お父さんの友達の子供と住んでもらうの」
ほーこれはまた、すんごいお話で・・・
「っていうことで、レッツゴー」
「え!!荷物は?」
「もう新しい家に運んだ」
は!?私ってバカなのかな・・・荷物が無くなってるのに何で気づかないんだろう・・・
「到着」
「うわー大きい、きれーい」
ついた家は、めちゃくちゃ立派だった
「気に入ったか?」
お父さんが言った
「いやー急でビックリしただろ」
はい、ものすごく・・・とは言わないけど、びっくりするのが分かってるんだったらもっと早く行ってください・・・
なんて、心の中で文句を言ってると、
「じゃあ、お父さんたちはいくから」
ちょ・・・ちょっと待ってよ、なんでいつもやることが急なの?
「待って・・・いつアメリカに行くの?」
まさか、明日とか言わないよね・・・
「え?言ってなかったけ?明日だよ」