青空の下へーその手に願いを込めてー

ここからは遠くて会話の内容までは聞き取れない。

しかし、2人ともが無言になっている様子はない。

それどころか、女の子はぎこちないながらも笑みをこぼしているではないか。

私はその場に駆け寄りたい衝動を抑え、廊下の端っこで様子を見ていた。