~回想、続く~

三時になる少し前
体育館にて


そろそろかーと、
ガラにもなく緊張してくる


「たけちゃん緊張してるの?」

そんな呼び方したことないくせに

「うるさい、行ってくる」


「教室で待ってるわ」

片手をあげながら、先に体育館を出て行った


体育館を左に行くと、
声が聞こえてきた

「好きなんだ、付き合ってくれないか?」


うわ、さいあく

「私、好きな人がいるので
 お断りします」

すっげ・・・
ばっさりww

「やっぱりか、でもおれ、あきらめる気ないから
 きながに行くよ
 けど、君のすきな男って誰なんだ?」


「いうつもりはありません
 では、三時から用があるので」


こんなすっごいの初めて見た・・・
ん?三時?

あ!やっべ!

急がないと!


そして、仕方がないので告白が終わった後の二人の前を通る

あ、あれは・・
人気な先輩、
名前、なんだっけな?

女は、・・・城山さんか
さすがとしかいいようがないな


目が合うと
「あ」

と彼女がつぶやいた