~回想~

今日は、明日の入学式の準備に駆り出された

俺が誘われたんだが、悠を巻沿いにしていくことにした
ずっと文句言ってたけどw


2人で学校に行って、靴箱を開ける

「何だろうこれ」

俺の靴箱にルーズリーフの切れ端っぽい紙が入っていた


「安藤たける君へ

 

 今日の3時に、裏にある桜の木の下に来てください



       H22.4.6」

告白!?

ってか、この紙で!!

悠にふっと紙を取られる


「誰だろうな~!
 俺じゃなくておまえかよー」


全然残念がってないし
ってか、顔がからかう気まんまん・・・

なんなんだし・・・


「うっさい
 関係ないだろ」

ぶっきらぼうに言うと

「冷たいなー、
 俺ら親友だろ?
 いいお話を期待してるよ」



楽しそうに言ってくる奴に、
はぁ、と心の中でため息をついた