俺の親友の白石 悠斗
イケメンだ。学年一と言われている
中性的な顔だちで、女装すれば一番似合う
色素の薄い茶色の髪はいい感じにセットされている
身長もそこそこ高く、勉強も運動もできる
女は来る者拒まず、
去る者追わず
この男に泣かされた女は数知れず
根本的な俺様気質で、
俺とはかなり正反対
・・・だと思う
「へー、誰に告られてたの?」
あー名前が、名前・・・
「中岡先輩?だと思う・・・」
と、悠が苦い顔をする
「あいつ嫌い。しつけー、うざい、うるさい」
ほんとにいやそうに言うものだから、
思わず笑ってしまう
「何わらってんだよ
大変だったんだよ・・・
あいつの彼女とった訳でもねーのによ、
ふざけんなよてめーっつて、殴りかかってきやがったんだ
全力ダッシュで逃げたけどな!!」
馬鹿だろ・・・
「モテすぎる男の苦悩ってか?
お前そろそろちゃんと好きな奴作れよ」
「うっせー
彼女一人もできたことねーやつにいわれたかねーよ」
と、意地の悪い顔をして言う
人が真剣に心配してやってるのに、
むかつくなー
むーとした顔をしていると、
面倒だと思ったのか、
「そういえば朝のやつどうなったんだよ」
と話を変えてきた
