バスケ部の君と吹奏楽部の私




ガラガラーーーーー



(かわいい〜〜)




『みんなあやのこと見てるよ!』


「なに言ってんのよ、この視線全部ゆあに向けられてるんだよ」


『またまた〜、なわけないでしょ』


「ゆあ、もうそろそろ自覚しようよ…」


『え?なに?』


「なんでもない
席、自由みたいだから隣にしよ☆」


『うん、いいよ〜』




そういって私たちは窓際の1番後ろに座った