身の危険を感じた俺は潔く起き上がった。 と同時に笑顔になる陵。 爽やかの方じゃない。悪魔みたいな妖艶な笑み。 でも別にキモくない。 顔のせいか、そのイケてるメンツのせいだよな、うん。 「ちょっと、いい?」 俺は陵から視線をそらすと、陵の腕を引いて廊下へ出た。 もちろん人のいないところ。