それ以上に分からないのは、抵抗しない俺。 陵が女に飢えておかしいのは知ってたけど、友達だからって抱きしめてくるのは異常だろ。 でも俺は、陵以上に異常だ。 「瑞希」 そう耳元で呼ばれても、嫌悪感を感じなかった。 「……何」 「俺、瑞希のこと―――」