夕飯をいただいた後、なぜか風呂まで借りることになった7時頃。 鈴村が風呂へ行っている間、俺と陵と秋晴は部屋でくつろいでいた。 今更だけど、陵の部屋きれいだな。 派手でも地味でもないシンプルな雰囲気漂う部屋。 一人で使うのには、少し広い気もするが。 「ねえ、陵ってオーディオとかCD持ってねーの?」 黒いふかふかベッドの上で寝転んで本を読んでいた秋晴が顔を上げた。