陵は笑顔に戻り、俺の頭を撫でた。 それが恥ずかしくて体温が上がっていく。 サウナに入った瞬間のような。 「お前、素直じゃないよな」 「何が」 「嬉しいならそう言えよ」 「………」 嬉しい、のか? ていうか何が嬉しいんだ。 俺も恥ずかしいとか何意味分かんないことを……。