下駄箱で靴を履き替えていると聞き覚えのある声に引き留められた。 「お、佐賀じゃーん」 ……このチャラい口調は。 嫌な予感は的中した。 駆け寄ってきたのは案の定鈴村で、その背後には陵がいた。 ……陵がいた。 「こんの陵――!よくもノコノコと俺の前に出てこられたなぁ!」 とは言わないが。 俺にふざけたことを言いやがったのは忘れてないからな!