「……うっせえ。どうせ俺は根性なしのヘタレだよバーカ!」 やけくそになって半泣きで叫ぶ。 すると、陵は突然俺に背を向けて屈んだ。 「え、陵?何やってんの……?」 「乗れ」 ―――俺におぶられろと? 陵は肩に2つのカバンをかけ、「早く乗らねーと置いていくぞ」と睨んできた。