「どうした?」 「いや、俺って靴のサイズまで小さいんだなぁと思って」 陵に気付かれたくないという変なプライドが頭を過り、俺は笑顔で誤魔化した。 だが、それがアダとなる。 何事もないように立ち上がろうと足に力を入れた途端、釘を打たれたような鋭い痛みに襲われ、その場に崩れた。 陵にはバレてたらしい。 「もっとましな嘘言えねーの?」と呆れた顔でため息をついた。