そして先生が立ち上がると同時、カーテンが再び開いて声の人物が視界に映る。 「……え」 「瑞希……起きてたのか」 なんで、陵がいんの……? ここにいることよりも、陵がまっすぐ俺を見ていることが驚いた。 目すら合わせなかったくせに……。 「じゃあ百瀬くん、佐賀くんのこと頼んだわね」 先生が笑顔で言うと、陵は「はい」と無表情で答えた。