「ていうか山田さん、そこ危なくない?」 「え?」 少し離れたところにいた俺の言葉に山田さんが上を向いたときだった。 ガタッと山田さんの肩が引き出しにぶつかったとたん、天井近くの段ボールがバランスを崩して宙に浮いた。 俺は考えるより先に足が動いて、消えたように意識がプツリと途切れた。