今は彼女がいるから他の女はどうでもいい、らしいが結構チャラいよな? 俺の見間違いか? ていうか……… 「二人、誰?」 秋晴の後ろでコソコソと話している長身男2名は、俺が聞くと目線をこちらへ向けてきた。 言うまでもないが、二人も絵に描いたようなイケメンだ。俺の敵だ。 一人は吸い込まれそうなくらい真っ黒な髪で目が切れ長い、まるで草原を駆けるような爽やか少年……ではなく、何か怖い雰囲気のお兄さん的美男子。