陵の口元には、斜めに絆創膏が貼られていた。 昨日は無かったものだ。 陵は数秒ほど何も言わなかった。 それから、やっと口を開いた。 「そうだな。罰があたったんだろ」 「え?何で……?」 その質問には陵は何も答えなかった。 ただフッと微笑むと、俺の手を優しく放して行ってしまった。 結局、何も話せなかった。