「へー。良いこと聞いちゃった」 廊下から聞こえた通った男の声に、俺とひかりの"え?"という驚きの声が重なる。 俺が振り返ると、そこにはニヤリと笑みを浮かべる長身の男と、その隣にはまたもや長身の男二人が立っていた。 「……秋晴」 俺は他の二人は無視で、目の前に立っていた茶髪の男を睨んだ。 小野秋晴(おの あきはる)。 俺の幼なじみで若干不良の同い年だ。 ムカつくことにこいつも"イケメン"って呼ばれるものの類で、かなりモテる。