長い廊下の突き当たり、俺は何かにぶつかった。 「きゃっ」 短い悲鳴と共に廊下へ散らばる本やら紙やら。 どうやら誰かとぶつかったようで、階段の前で女子が1人本を拾いはじめた。 「ご、ごめん大丈夫?」 慌てて俺もそう言いながら本を拾う。 「あ、いや、その……っさ、佐賀くん!?」