―シャッ 勢いよくカーテンが開けられ、眩しい朝の光が差し込む。 今日も晴天だ。 窓際に吊るしてあるてるてる坊主のお陰かな? 「レナ、起きろ」 「…ん~…あと5分…」 「5分も寝てたら朝飯食う時間無くなんぞ」 「やだ!!」 朝ご飯は大事。凄く。 勢いよく起き上がると、幼なじみの彼はなぜか顔を赤らめて。 「ちょっ、おま、そんな格好で寝るなって何回も…」 「ごーはーんー!!」 顔を赤らめる幼なじみはそっちのけに、 あたしは部屋を飛び出した。