はっきりと顔が見えるように顔を引いているのに、 近すぎるこの距離を保とうとして顔を前に出すユーレイ。 あたしは「近いから見えないの!離れて!」 叫んだ。 ようやく、あたしが顔を引いていた理由を理解したユーレイ君は、 素直にスッと顔を引いた。 正座をしているユーレイ君。 初めて、はっきりと彼の顔を見た。 ……………思わず、口を押さえてしまった。