━━━━━拓也くんの歩く後ろ姿を見つめる。 あたしの部屋にさまよっていた男の子の弟。 似ている。 ……………雰囲気が、どことなく。 本当に、どことなく。似ている。 三年前の真斗。 ユーレイの真斗。 …………どちらも、同い年。 年をとることが出来ない、 『西條 真斗!エクボが可愛い、永遠の17歳!』 ……………永遠の………17歳。 人生の折り返し地点にも全く達していないまま、 人生が終わってしまった、 たった17歳の少年。 …………………あたしは、扉を開けた。