屋上の回りの柵に背中を預け、2人で座る。 距離が近くて、風と共に拓也くんのいい匂いが鼻をかすれた。 ━━━━静かな時間……。 何を話せばいいか分からない。 ……………ただただ、無駄な時間が無駄に過ぎていく。 …………なんだか、この人といると心地よい。 逆を言うと、意識してないから楽とも捉えられる。 拓也くんは、本当にただの友達のままがいい。 それを続けて、もう一年。 「………………俺が悪いのに、どうして結香ちゃんが責められるんだろう?」 「…………え?」