「………なぁんか、冬だな。」 拓也くん、それは当たり前じゃない?(笑) 「もう12月だよ?」 「そうだよな(笑)」 拓也くんが、恥ずかしそうに首の後ろを掻きながら笑った。 拓也くんはいつも、恥ずかしいときは首の後ろを掻く。 その姿が可愛くて仕方ない。 「拓也くん、背ぇ伸びた?」 「え、まじ?兄貴超えたかな?」 「超えたかも。」 「やたやた!」