真斗が、床にあぐらをかいてダルそうに言う。 『…………後悔はすんなよ?』 後悔……………かぁ…………。 してるのかな?今のあたしは。 ……………どうなんだろう………。 分からないや。 この別れが、あたしたちの未来に良い影響になるのか、 …………悪い影響を及ぼすのか。 「………………分かった。」 真斗はニカッ。笑った。 その笑顔は、 拓也くんにそっくりな、 美しさを感じさせるものだった━━━………