季節は巡り、高校3年の春がやって来た。 遥汰と出会った高校2年の春。 あれからもう一年も経ったという実感は未だにない。 相変わらず週一の放課後デートのスタイルは変わらず 今も続いていた。 今日はそのデートの日だった。 いつもと何ら変わらず いつもと同じように いつもと同じ場所に来る なにも変わらないはずの景色に いつもと明らかに違うことがあった。