「ふぅ~。疲れた…………」 一通り買い物を済ませた頃には 外はもうだいぶ暗くなっていた。 椅子に座り込む私の前のテーブルに 遥汰がそっとココアを置いた。 「ん…………ぁ、ありがとう…………」 私がそう言うと 「歩けなくなるまで買い物とかバカだろ」 と笑った。