たどり着いた突き当たりの石碑の隣で 遥汰が微笑んでいた 「遥……汰……???」 私が震える声でそう尋ねると “うん”と頷いた 「本当に……遥汰……なの???」 「うん。そーだよ。瑠里華。」 あの時と何も変わらない遥汰の微笑みに 私は目頭が熱くなる