「いつも通りなわけあるか!どこか悪いんじゃねえのか!?」 「いえいえ全く……」 そう言いながら台に段ボールを置くと、途端に体はフラフラ〜……とその場にしゃがみ込む。 「はっ橋本さん!?」 「あれ……なんで私の名前……」 「それはいつも伝票見て……ってそんなのはどうでもいい!少し休んで行け!」 「すみません、本当に大丈夫で……」 話していても埒があかない、そう判断した俺はその肩を抱いて無理矢理奥のスタッフルームへと彼女を連れて行く。