なのに私は何も気付かずにこうして騒いで、ハルさんにも迷惑をかけて……。 もしかしたらこれからあの人たちが来なくなるかもしれない。お店からすればお客さんが減っちゃうわけで、おまけにお店に変な噂を立てられでもしたらどうしよう。 ……全部、私のせいだ。 思わず泣き出しそうになったその時、ガチャッとスタッフルームのドアが開く。 「……」 そこから姿を現したのは、買い出しから戻ったらしい洸ちゃん。その目は不機嫌そうにこちらを見た。