「うん。大丈夫だよ」
龍になら、全部を任せられる。
「痛いかもよ?俺、手加減なんて、できないから」
「いいよ。あたしは、初めてだからうまくできないけど…」
「大丈夫。沙羅はなんにもしなくていい」
龍はやんわりと笑った。
「うん」
龍は、あたしにキスをした。
角度を変えながらいっぱいキスをして、あたしの中に龍の舌が入ってきた。
「ん!」
龍はあたしの舌に絡ませた。
あたしもそれに応えた。
「ん。りゅ 、う」
龍が唇を離した瞬間、あたしと龍の間には白い糸が二人の間を繋いだ。