天然鈍感美少女と甘々裏表王子

「ほ、ほんとに嘘じゃなくて…「あぁ。かわいそうに…こんなに可愛い石原さんを泣かせるなんて…やっぱり最低なクズ野郎なんですね山下は…」


い、ま…なんて…


「やっぱり君は俺が守ってあげなきゃ…早くあんな男と別れて俺のとこに来るべきだよ?ね…?」



じりじりと近寄られ、腕を掴んでいる両手にも力が入り、あたしは逃げられずにいた。



「俺のとこに来たってことは、その気になってくれたってことなんだよね?あぁ…嬉しいなぁ…あの石原さんが俺のこと好きなんて…」


好き!?そんなこと、一言も言ってない…って、そうだ!指輪だ!!