天然鈍感美少女と甘々裏表王子

「沙羅?」
「はいぃ!何もしていません‼︎」
「ぷっ…お前、それ授業寝て起こされた時も言ってたよな…っ」
あ…っお姫様抱っこしたまま笑わないでっ。
落ちそうだから…っ
「んで?ベッド行く?行かない?」
ニコリと笑いながら言ってきた龍。
「行く!」
それに返すようにあたしも満面の笑みで龍に答えた。

「じゃ、遠慮なく…」
ベッドに降ろされ、そのまま顔を近づけてきた龍にあたしも答えた…
「たっだいま〜‼︎」
けど未遂に終わった……
「あ〜くそっ」
りゅ、龍さん…?
今日一番の不機嫌顔ではないですかね…?