俺は少しでも沙羅と離れて気持ちを抑えようと思い、浴槽に入り沙羅に背を向けると沙羅が寂しそうな声で言ってきた。
「龍?こっち、向いて?」
〜〜っ
あぁくそ!
このまま沙羅の方向いたら襲いそうなんだけど⁉︎
俺は渋々沙羅の方を向いたが、やはり無理そうだ。
「へへ//ありがとう龍」
照れながら笑う沙羅は本当に可愛い。
「沙羅…そろそろ我慢するの無理だから、襲っていい?」
「へ?え、えぇ⁉︎」

「りゅ、りゅう〜?お姫様抱っこは、ちょっと恥ずかしいから…その…」