終わった後、

私は、龍太郎の胸の中で眠った。

まだ、

鼓動が早い、心臓の音を、聞きながら…。






龍太郎side

やっと、大切な人と繋がることができた。

本当に大事な人とする行為が、

こんなに気持ちよかったなんて、知りもしなかったから、

自分を抑えるのに、精一杯だった。

美玲、体大丈夫かな?

途中で痛がってたから、心配だ…。


美玲は今、

俺の胸の中で眠ってる。

「よく、頑張ったな」

俺はそうつぶやいて、

美玲が逃げないように、

できるだけ強く美玲を抱き締めて、

眠りについた。