学園アイドルRTD

まだ試合の余韻が残るなか、

先輩たちは、泣いたまま動かなくなる人もいた。

そんな人たちに、

大也は、明るく声をかけて歩いていた。

「何泣いてんだよ、バカ」
「今日はよく頑張ったな」

大也のかける言葉の1つ1つに、重みを感じた。

また、

泣きながら、自分の思いを後輩にたくそうと、

後輩に話しかける先輩もいた。



そんな時、

監督が、大也に声をかけた。